船井青年会議所2018年

理事長所信

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はじめに

緑濃き山々、その山ふところに丹波の豊かな歴史を秘め静かに息づく我らが船井-いま、この町を愛し未来へ無限の可能性を持つ若き力を集め、明るい豊かな心ある町を作るため、ここに園部青年会議所の創立を宣言する

園部青年会議所 創立宣言文

1978年6月9日、この創立宣言文を掲げ日本で635番目の青年会議所としてこの地に園部青年会議所が誕生いたしました。以来、40年もの長きに渡り、その創始の精神を胸に、その時々の青年たちが「英知」と「勇気」と「情熱」を持って、互いに切磋琢磨し、このまちの未来を思い活動、運動を展開されてまいりました。そして創立より41年目を迎える今年度、船井青年会議所の新たな歴史を築くために今こそ立ち上がり、その確かな一歩を歩み出しましょう。

私は、これまでがむしゃらに青年会議所活動に邁進してきました。しかし、一度退会し青年会議所から離れ自分自身を改めて見つめ直した時、それが独り善がりな青年会議所活動だったことに気づかされました。時には仕事を犠牲に、時には家族を犠牲に・・・。その代償が一度JCを諦めたきっかけだったと思います。そんな私に、もう一度青年会議所への入会を決断させてくれたのは、同志として共に活動してきた仲間でした。再度青年会議所へ入会する時に決意したことがあります。「もう一度全力でやろう。但し、仕事、家族、仲間、そして自分の住むこのまちの未来をしっかりと考えて。」自分を取り巻くすべての未来を見据え、今を全力で行動することが自己成長させ、まちを牽引する原動力となり、やがては「明るい豊かな社会」の実現に繋がると信じて。

中期ビジョン達成へ向けて

昨年度創立40周年を迎えるにあたり、船井青年会議所はその5年先までの活動方針として「Challenge the Next Innovation~自らの革新こそ新たな歴史を切り開く力となる~」を中期ビジョンに掲げました。中期ビジョン策定より2年目となる今年度は、そのビジョン達成へ向けその基礎を築く年として新たな歴史を切り開くまちづくりの先駆者であるという誇りを持ち、常に「革新」を胸に「Challenge」精神を忘れることなく、このまちの未来を見据え全力で活動や運動を展開してまいりましょう。

まちの未来を見据えて

2040年に全国で896の自治体が消滅する可能性があると日本創生会議により発表されました。その中には私たちの活動エリアである南丹市・京丹波町も含まれています。先輩諸兄姉が守り創り上げ、私たちが生まれ育ったこのまちが今消滅の危機にあるのです。「明るい豊かな社会」の実現を目指し活動している私たちは、この事実をしっかりと受け止め、持続可能な地域社会を目指し未来を生きる子供たちのために、行動を起こさなければなりません。子供たちは日々「学校の教育」と「親の教育」を受け、学び成長しています。そこにはもう一つ重要な教育が必要だと考えます。それは「地域の教育」です。子供たちにとって地域住民と関り合える機会があることは、愛郷心を育む上で非常に重要なきっかけとなります。普段なかなか接することが少ない人たちと普段味わうことのできない経験をすることは、子供たちに鮮烈な記憶として残るでしょう。そして、その記憶が大人になった時に思い出され、また次の世代へ伝えていきたいと思うきっかけとなるのではないでしょうか。そのサイクルが持続可能な地域社会を生み出すのです。「今がよければそれでいい」ではだめなのです。

自身の未来を見据えて

また、JCI、日本JC、近畿地区協議会、京都ブロック協議会において様々な事業が行われ、その場でも多くの学びや気づきを得ることができるでしょう。特に今年度は、鹿児島でASPAC(アジア・パシフィック会議)が開催される年であり、LOMでは経験できない世界のスケールメリットを肌で感じることができる絶好の機会であると考えます。

私たちは一歩踏み出せば無限の成長の機会がある青年会議所というすばらしい学び舎にいるのです。

船井青年会議所の未来を見据えて

船井青年会議所は会員数に関して言えば何とか現状を維持するに留まり、大きな会員の増加には至っていません。入会対象者を取り巻く経済状況や会社での立場を考慮した上で青年会議所に入会しやすい状況を作り出す抜本的な改革が必要なのではないでしょうか。そのための手法は何が一番有効なのかを十分に議論し、最適な方法を考えようではありませんか。会員拡大を担当した私自身のこれまでの経験から、会員拡大は決して一人では成し得ないことであり、会員全員を巻き込むことで、各々に自分事として捉えてもらうことが必要なのです。今を全力で・・・それが船井青年会議所の明るい未来を築くのです。

また入会3年未満であるFTメンバーに関して言えば、青年会議所という組織について十分に理解することが、自己の成長そして何よりも船井青年会議所という組織を維持、成長させていく上で非常に重要です。現会員の半数近くがFTメンバーである今、FTメンバーを教育するプログラムを作成し確立しておくことが急務であると考えます。自分の所属する組織について十分に理解しているかいないかでは、活動に対する意欲は全く変わってくるのではないでしょうか。さらに、船井青年会議所の現状ではFTメンバーが理事そして委員長の職を担うことが往々にしてあります。そのような状況の中議案書の書き方、委員会運営の方法を学ぶ機会を設けることが、仲間と共に議論を交わし、自分たちの思い描く事業を作り上げ、各々が与えられた職務を遂行し成し遂げるという青年会議所活動の魅力を感じることに繋がり、会員のモチベーションをさらに向上させていくのです。今、私たちは青年会議所という組織について全員が共通した認識を持てる礎を築き上げる時なのです。

青年会議所という組織

青年会議所には例会が存在し、セレモニーがあります。私自身も入会前、そして入会当初にはかなりセンセーショナルな場面として認識され、青年会議所を象徴する場面でもあります。セレモニーは「式典」という意味であり、「式典」とは「一定の形式・決まりに基づいて行うもの」とされています。青年会議所において「一定の形式・決まり」は「JCプロトコル」と呼ばれ、「青年会議所の行動規範、流儀・作法」を指します。セレモニーはこのJCプロトコルにより成り立っており、青年会議所の理念や目的を再認識し、日常生活から気持ちを切り替え、メンバー全員が同じ価値観を共有し、連帯感をもち、意識統一を図る上で非常に重要な時間なのです。各メンバーがセレモニーの意義や重要性を理解し、厳格あるセレモニーを行うことが、信頼ある青年経済人、そして組織となることに繋がるはずです。

また「青年会議所」という名の通り、青年会議所は会議を重ねる組織です。仕事やプライベート、家族との時間を割いて日々の青年会議所活動をしている私たちにとって一同に会する限られた会議時間の中で、事業や組織運営について的確な議論を交わしていくためには、一人ひとりが時間・期日とルールを守ることが必要不可欠です。自らの青年会議所における役職を十分に理解し、自覚と責任を持ち行動することが、信頼ある人間関係を生み出し、より団結した規律ある組織へと成長させるのです。青年らしく規律ある組織の一員として。

青年会議所の価値を高めよう

これまで船井青年会議所はこのまちを思い様々な活動や運動を展開してまいりました。その一つ一つの積み重ねが現在のこのまちにおける船井青年会議所の存在価値を高めてきたのです。この存在価値を今後より一層高めていくことは、私たちの活動や運動をスムーズに展開させる重要な要素となります。そのためには何をすべきか。単なる活動の発信ではなく興味をそそる魅力的な発信を心がけ、実践することでしょう。いかに効果的に船井青年会議所をブランディングしていくかを念頭に戦略的な広報を実践することが、今まで以上に地域社会における船井青年会議所の存在価値を高めていくことになるでしょう。またそれは所属するメンバー一人ひとりの存在価値を高め、青年会議所活動へのモチベーションの向上となり、ひいては新たな会員獲得にも繋がるのです。

結びに

人は苦しい時誰しも楽な道を選びたくなるものです。しかし、それでは何も変わらないのです。青年会議所活動を通じ、次代を担う多くの青年と共に時間を共有し、自らが住まうまちの未来を見据え真剣に議論を交わし、行動しようではありませんか。その中で得た経験や新たな価値観が必ず自己の成長へと繋がり、私たちの住むこのまちを明るい豊かな社会へと導く大きな力となるのです。今こそ次代に夢を描き希望を抱ける青年として立ち上がり、このまちの未来のために全力で邁進しよう。

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